決算認定などで討論 2017年9月市議会・本会議
“パソコンよりエアコンを” 市民目線で税金の使い方ただす
2016年度の決算が審議された2017年9月市議会。日本共産党の久永かずえ市議は、安倍・自公政権の「アベノミクス」のもとで、市民のくらしはその「恩恵」どころか、低賃金・雇用不安・負担増・家計消費の減退など、ますます厳しさとガマンを強いられていると指摘。そこを下支えするためにも市政が、くらしをあたため励ます方向へ予算編成を向けるべきだがそうなっていないとして、2016年度決算に反対しました。
その一例にあげたのが、小中学校へのパソコン機器導入の拡大・強化。2015年度から、市内の全小中学校で「ICT教育」を実施するとして、小学3年~中学3年の全児童・生徒に1人1台、計6400台のパソコン・タブレット端末を持たせるのに計4億円を投じるという税金の使い方の問題です。「先生たちの職員室はエアコン効いて涼しいのに、教室は蒸し風呂状態」と、子どもたちの夏場の学習環境の問題が指摘されていることにこたえ、パソコンよりはエアコン設置を優先して考えるべきだと主張しました。☞詳しくはこちらをご覧ください。